2013年4月16日夕方6時、わが国憲政史上に画期的なことが起きました。
日本維新の会・みんなの党が共同で、平成25年度総予算の修正案を、衆院本会議に提出したのです。 本予算の修正案が提出されるのは、昭和28年以来60年振りとのこと。
桜内文城議員の趣旨説明によると、以下のような政策を実行した上で、
・消費税による地方財源の確保
・徹底した行財政改革・交付金・人件費1割削減
・社会保障制度 年金を積み立て方式へ移行
・民間投資を喚起する成長戦略・公正な競争政策
・防衛力整備のための防衛費増額
与党案に対する修正予算案の財政健全化の試算結果は、25年度末で、
行政コスト15.6兆圧縮 公債7.7兆円改善 債務超過も3.9兆円改善して593兆 公債発行高、プライマリーバランスも大幅改善
という、堂々たる予算案です。
なぜ桜内議員にはこのような誰も今までできなかった予算対案の作成・提出ができたのか。
それを可能とした、桜内氏が開発した「国ナビ」(国家財政ナビゲーションシステム)とはなんなのか? そのコンセプトとすごい威力についてお話しいただきました。
目次
60年振りに国家予算案の対案を本会議に提出!
国会は、法律も予算も最終的に決定できる
「復興予算流用問題」の仕掛け人は、実は…
2011年度の第3次補正予算を復興特で追及
人は自分に見えるものしか実現できない
社会会計のミッシングリンクは政府部門、じゃあ公会計をやろう!
国会議員は、「自分たちの仕事が何なのか」わかっていなかった
「税収」を巡る国際公会計基準審議会の議論
「公益」を測るには、かなりのセンスと経営能力が必要だ
会計士20人が、束になって「仕訳」を作成
「国ナビ」完成! しかも特許取得!
国家予算を編成するソフトウェア
60年振りに実現した「どちらが優れた予算かご審議ください」
他党の先生方からもご評価いただいた「予算対案」提出
金融を含めた日本経済全体のコントロールを「国ナビ」で