木下黄太氏は311の東京電力福島第一原発事故の直後から、放射能防御をテーマとした活発な活動を繰り広げています。
現在は西日本に拠点を移しており、名古屋に移動したサイト運営者も木下氏の活動に協力しています。
人類史上に銘記すべきほどの大量の放射性物質を環境中にまき散らし、多大な被害を出し、未だに収束せず全貌もつかめていないこの原発事故を巡る事象は非常に幅が広く、社会的な大きな広がりを持っていますが、発災後丸3年経って、このテーマに全力で取り組み続けている木下氏に、現在のわれわれが持つべき、原発と放射能を巡るさまざまな認識について多角的に語っていただきました。
インタビュー時期 2014年4月
目次
広島長崎の原爆や日本占領と同じレベルの大災害
福島では確実に死期が早まったり、健康上の異常が起きる
日本列島放射能汚染地図 静岡編
長野は 新潟は 山形は 北海道は?
問題は「内部被曝」のリスクが高いかどうか
半数の生徒が体育の授業が受けらないキエフより、東京の汚染はひどい
恐ろしい吸気被曝、回復可能なポイントを超えると身体症状が
東京の空気を吸い続けるのは3年が限度
首都圏でも既に、甲状腺異常と血液異常は起きている
鼻血を出しながら注文をとっていた東京の焼き鳥店員
「放射能防御」=思ったよりも食品の汚染度は低かった
福島での農業漁業=「食べて応援」は論外
がれき拡散政策=「放射能は安全」の前提がまちがってる!
「海外避難」どんなに遠くに避難しても放射性物質は追いかけてくる
「除染」は無意味、避難せよ
安全厨=御用学者にはもう発言権はない
空間線量を重視、泣いて辞めた学者も
山下先生「笑っている人には放射能はこない」論文を書いてください
安全厨は批判のための批判をしている
避難者も多くの問題を抱えている
最近首都圏から避難した人が一番、放射能について熟考している
放射能懸念を利用する詐欺師に騙されないための心得
こちらを仲間だと思って近寄ってくるカルト宗教
反体制派は本当に放射能防御を考えているのか
放射能防御プロジェクトの活動
木下黄太メールマガジンの役割とは
柔らかいファシズムの日本に住み続けられるか
関係性の中に生きている人間は、東京から避難できない
原発推進派は、異常というより「時代遅れ」
■木下黄太氏インタビュー
今そこにある「放射能危機」の本質 2014年4月
「放射能防御」と脱原発を巡る、もろもろの事情 2014年7月
被曝回避、放射能防御の現状と展望 2014年11月
増える岡山への移住相談...現状は?
2014/5/15 KSB瀬戸内海放送ニュース 特集枠